講座の様子
@神戸女学院大学

 
先日の神戸女学院大学における講座の様子がアップされています。

講義内容のまとめにあるように、今回は「歌」の世界における様々な裏声技法の紹介を通じて、大仰にいうと「世界をどう見るのか」ということについてお話ししてきました。

クラシックの世界では、いまだに珍しい動物(笑)のような扱いを受けることがあるカウンターテナーですが、ポップスやヨーデル、ハワイアン、民謡、長唄などの日本伝統芸能など世界中の「歌」に目を受ければ、むしろ裏声を使わずに成立する歌唱のほうが特殊であることに気づくはずです。

そもそもクラシックの女声の発声なんて、結局ファルセットと同じ仕組みなわけですし。

学生の皆さんにはぜひ、柔軟で、寛容で、変化に富む視点を持って音楽や世界に向き合って欲しいと思います、と、ちょっといいこと言ったふうにまとめました(笑)。

それにしても素敵なところだった。ちょっと神戸に住みたくなりました。(Miroku)

Share Button