東京外国語大学へ出講

東京外国語大学へ出講

東京外国語大学へ出講。「カウンターテナーが語る、裏声で見る世界」と題しての講義。クラシック音楽では珍しがられる裏声歌唱(特に男の)だが、世界中の歌に目を向ければ、裏声を使わない歌唱のほうがよほど珍しいんだよ、というお話。ていうか、クラシックこそ、女声はみんな裏声で歌ってるんだけどね😅

清元、奄美民謡、ホーハイ節、ハワイアン、ヨーデル、Earth, Wind & Fire 、森山直太朗、King Gnu 等々の音源をガンガン聞いてもらった😆

でもね、本当のテーマは裏声じゃなくて、あるコミュニティ(この場合はクラシック音楽界)でマイノリティ(カウンターテナー)だと思われているものも、視野を広げてみるとむしろそのほう(裏声歌唱)がマジョリティだってことに気づくことで、世間で当たり前だと思われていることも事実かどうかは自分で検証して考えることが大事だよね、って伝えたかったの。

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